料理 会席 古民家の特徴

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古民家は古の人々の経験と知恵が詰まった住居でした。地震にも強く現代の耐震構造とは違う、免震構造の潰れない家として人々を守り、大地震にも耐え抜いた知恵が注がれた住居が古民家です。また、屋内には明かり取りの窓や養蚕の為の構造がありました。囲炉裏で暖を取り、囲炉裏の煙で防虫、強度等を考慮したものです。

鎌倉時代『徒然草に住まいは夏に重心を置いて考えるべき』と記載されていた様に、日本の高温多湿の夏を快適に過ごすための知恵が詰め込まれた住居には失われかけた癒しもある様に思います。

江戸時代後期から明治初期に建造された(ブナの木が使われている豪雪地域で耐え抜いた)古民家を改装した場所で割烹会席料理や、信濃の新鮮ジビエを旬の食材を使って季節感を感じるお料理をご提供しております。

ゆとりある時間、ゆったりした時間、寛ぎの空間、大人の隠れ処としてご利用いただける場所となっております。古民家の良さは、趣ある日本人の心に沁みる場所ではないでしょうか。古の知恵が時代を超えて現在の私たちにその価値を教えてくれています。


欄間(らんま)は、部屋に充満した空気を逃す役割をしていました。さらに充分な風通しのために、『無双窓(むそうまど)』が窓の内外に水平移動できる板窓で、明かりや防犯の役割も果たしていました。

日差しを遮る軒は太陽光の入射角を遮断するだけでなく、豪雪地域の雪避けにもなっています。太陽光の入射角度は、夏と冬で角度が違うことも考えられていたものです。庭木にもそれぞれの意味があり、日差しや横風を防ぎ、冬は日差しを家に誘う効果も考えられていたのです。

特に豪雪地域の古民家は、雪を溶かすための池が家の周囲を囲い、その池に鯉を飼う事で食料としての価値も備えていました。
障子は光を拡散し影を作りません、現代のガラス窓では光の影のできる場所がありますが、障子の効果は熱断熱の効果もあったと思うと、古(いにしえ)の人々の知恵に驚かされますね。

そして日本家屋の『土間』は生活に欠かせない空間でした。玄関であり、農作業の場所でもあり、多種多様な用途に使われたのが三和土(たたき)の土間です。三和土は梅雨時に湿気を吸収し、乾燥期には湿気を出す調湿作用を果たし、カビの発生をも防止していました(花崗岩や安山岩を石灰に加えて練り固めたのが三和土) 。

奥信濃の古民家には建材には不向きと言われるブナの木が使われることが多いようです。フィトンチッドの殺菌作用はもとより、雪に強いブナの木が梁や柱に使われたのだそうです。建材として不向きなブナは狂いやすく腐りやすいとされ、『ブナ』木では無いと漢字で書くくらいのものですが、豪雪地で一番強い木であるブナが使われたのでしょう。確かに信濃の古民家には曲がった木をそのままに使った梁があります。日本の各地の古民家の中でも飯山周辺にある古民家は、豪雪地で特有の知恵が詰め込まれた古民家でもあります。

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