旬菜料理はたの

ブログblog

2020.01.25

熟成鯉の魅力

『はたの』で使う食材は飯山を中心とする信州の地元食材ばかりです。


山国の長野県、使用する魚は鯉や岩魚などの川魚が中心です。
山国信州の清流で育てられる事で身が引き締まる鯉は、秋から冬に旬を迎え、旨味が増します。
その鯉を、雪国飯山の風土を利用し、一定の低温状態と湿度が保たれる雪の中で保存・熟成させました。
雪の中で熟成された鯉は、旨味も更に増し、舌触りも柔らかく、トロリとまろやか。
川魚とは思えない、一味違った美味しさに驚かされます。
雪室熟成させた鯉は、お造りでお楽しみいただいております。


この辺りでは、昔は各家庭で食用の鯉を飼い、人が集まる祝儀や祭事の席などには必ず鯉料理が振舞われていたそうです。
今では、食生活の変化などにより、馴染みの薄い食材になっています。


そんな鯉料理が懐かしい方も、初めての方も、是非お楽しみくださいませ。
お造りの内容は、日によって変わります。
食材に対するアレルギーなどは、ご予約時に遠慮なくお申し付けくださいませ。